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ご近所ドクターインタビュー

ご近所ドクターが解説!

知っておきたい治療&検査法

  • 歯並びを健全に整える
  • 矯正歯科治療とは

  • 歯並びを整え噛み合わせを改善する矯正歯科治療は、歯の健全な機能と見た目の美しさの回復を両立させる治療です。治療法や装置にはいろいろな種類がありますが、精密検査の結果や症状に合わせて最適なものを選択する必要があります。

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歯の機能と美しさを両立させる
矯正歯科治療

 歯並びが悪いと見た目の印象も悪くなりますが、歯の清掃が十分に行えないことによる虫歯や歯周病のほか、顎関節症のリスクも高まります。また、噛み合わせが悪くなるので発音への悪影響、咀嚼能力の劣化、場合によっては免疫能力の低下を招くこともあります。
 歯並びが悪いことに起因するさまざまな問題を予防し、機能や審美性を回復させ、健康の増進を図るのが矯正歯科治療です。骨格や歯の状態は個人によってかなり違いがありますから、治療にあたっては、精密検査による診断を行い、一人ひとりの患者の症状に合った最善の治療法を選択することが必要となります。

精密な検査とカウンセリング
医師と患者の信頼関係が大切

 初診時には口腔と歯の状態を確認し、患者の悩みや希望を聞き、おおまかな治療内容、治療期間、費用などを説明します。その後の精密検査では最適な治療計画を立てるため、レントゲン撮影、口腔内の写真撮影、歯の模型作成、顎関節・虫歯・歯周疾患検査などを行います。所要時間は約1時間。精密検査の約3〜4週間後に、検査結果をもとに、最適と思われる治療方針を提示します。
 矯正治療中は歯を固い骨の中で動かすことになりますが、歯や骨に負担をかけないように少しずつゆっくりとしか動かせません。そのため治療はどうしても長期間に及びます。適切に治療を進めるためには、医師と患者はしっかりとコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことが大切です。治療方法や期間、費用の支払方法など、あらゆる面で納得して治療を受けられるように、医師と十分に話し合うことが必要です。
 また、矯正治療を開始する前に虫歯や歯肉炎、その他の歯周疾患にならないよう、歯磨きの指導と口腔内の清掃を受けてもらいます。治療方針によって抜歯が必要となる場合は治療前の段階で行います。

多様な矯正治療法の中から
最適な治療法と装置を選択する

 矯正の治療法にはいくつかの種類があります。もっとも一般的なのはブラケットという装置を歯の表面に接着し、これにワイヤーを引っ掛けて歯を動かす治療法です。ブラケットの素材にはいくつか種類があります。もっとも多いのは金属製で、これは丈夫で安定しているのですが、銀色なので、どうしても目立ちやすいのがデメリット。しかし、現在は目立たない色の樹脂製やセラミック製のタイプが主流ですから、ほとんど気にならないと思います。さらに最新の治療法には、ワイヤーとの摩擦が少ない特殊な機構のブラケットを使用して、痛みやストレスを低減する、ローフリクションシステムもあります。
 ブラケット以外の装置による治療には、取り外し可能なマウスピースによる矯正、歯槽骨に埋め込んだ小さなスクリューを固定源として歯を動かすインプラント矯正、小児の予防矯正治療のために歯列を拡大する拡大床、前歯を整列させるアクティブプレート、乳歯列期の反対咬合矯正のためのムーシールドなどがあります。これらのさまざまな治療法の中からどれを選択するかは、個々の症状と本人の希望に沿って決めることになります。
 矯正の治療期間は、顔の骨格や症状の難易度によって大きく異なります。どのような治療方法を選択するかにもよりますが、平均では2年が一応の目安となり、この間原則的に1ヵ月に1回の間隔で通院する必要があります。
 歯を移動する矯正治療が終了し装置を外した後には、美しい歯並びと良好な噛み合わせが後戻りすることを防ぐため、リテーナーという保定装置を装着します。また、親知らずは歯列が後戻りする原因の1つになりますので、保定装置が外れる段階で患者さんと相談の上、抜歯することもあります。歯の安定をはかる保定期間中は3〜6ヵ月ごとの通院で経過観察をします。

矯正治療費用の目安と
保険適用の治療

 治療費用の目安は、お子さんの場合は乳歯が永久歯に生え変わるまでの前期治療が30〜40万円、永久歯に生え変わってからの後期治療が35〜45万円、成人の永久歯列期は65〜85万円です。(各消費税別)
 なお、治療に外科処置を必要とする口蓋裂などの疾患のある方は、当院のような「自立支援・顎口腔機能施設」では保険適用で治療を受けられます。適用疾患は日本矯正歯科学会のホームページに掲載されているので、ぜひ一度ご確認ください。


解説してくれたドクターは・・・

センター北|アリビオ矯正歯科クリニック

久保田 雅人 先生

  • 1997年 昭和大学大学院終了
    2008年 アリビオ矯正歯科クリニック開院
    ●歯学博士
    ●昭和大学歯科矯正学教室・兼任講師
  • アリビオ矯正歯科クリニック(センター北|アリビオ矯正歯科クリニック)

  • 院長 久保田 雅人 先生

  • 1997年 昭和大学大学院終了
    2008年 アリビオ矯正歯科クリニック開院
    ●歯学博士
    ●昭和大学歯科矯正学教室・兼任講師

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2017/7取材情報