株式会社ぱど

「マチコレ」第2回 平塚(神奈川県)

 

「着物の洗い張りの匠」

 

平塚市の海側を離れ、次は駅の北側へ。平塚駅から徒歩7分の場所にある「だるまや京染本店」へやってきました。ここは着物の洗い張りを昔ながらの技法で続けているお店です。

 

この日ショーウィンドウに大きなスウォッチがあるのは、ご主人の遊びゴコロ!

 

そんな遊びゴコロたっぷりのご主人は、六代目の八木賢一さんです。

八木さん

「『洗い張り』とは、着物を一度全て解いて反物の状態に戻し洗う技術です。着物は仕立てるときに、余分な布を捨てないので、どんな着物も糸を解くと反物の状態に戻ります。「洗い張り」をすると、反物の状態から染め直しや仕立て直しができるので、昔着ていた着物を今の自分に合うような色にしたり、おばあちゃんが来ていた着物をお孫さんのサイズに合わせて仕立てたりできます」

 

すごい!着物は世代を超えて何十年も楽しめるエコな衣類なんですね。

 

八木さん

「反物にした着物を洗うときは、たわしでゴシゴシ洗います。その後、伸子という竹でできた道具を使ってシワを伸ばし、糊付けすると、縫い目やシワなどが綺麗に消えます。今、この『洗い張り』をしているところは神奈川県内でも2箇所くらいしか知られておらず、珍しいと思います」

 

着物を洗います。こんなにゴシゴシあらっても大丈夫なんて、驚きです。

 

伸子張りの作業。1反で600本もの伸子を使うそう。

 

竹でできた伸子が工房に沢山ありました。先に小さな針がついています。

 

家業を継ぐ前は、某大手通信会社で音楽配信のお仕事をされていたという八木さん。今では希少な『洗い張り』の技術を必要としている人に広く知ってもらおうと、ホームページやSNSでの情報発信をスタートすると、全国から注文が来るようになりました。

 

八木さん

「今は全国制覇(日本全国から注文を受ける)を目指しています。うちはかなりリーズナブルな料金設定ですが、沖縄県からだと送料が高くなってしまうこともあるので、思わず『近くのお店でお願いしたほうが良いですよ』とアドバイスすることもあります(笑)」

 

サイズが合わない、シミや汚れが目立つ、派手すぎてしっくりこないという着物がタンスに眠っているという人は、ぜひ利用してみて下さい。

 

*「だるまや京染本店」ホームページ(『洗い張り』の説明や動画もあります)

 

▶次は「職人さんのカット技術が光るお肉の名店」です!

 

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